カニ味噌だけは譲れない夫婦

妻はカニ料理が大好きです。

しかし私はカニには執着がありませんでした。

したがってカニ料理が出てきたなら妻の担当となります。

私も嫌いではなかったので少しは食べようかと考えますが、美味しそうにカニを頬張る妻の姿をみていると遠慮しました。

 

このようにカニ料理に関して担当分けができていました。

しかしそれが破たんすることになったのです。

 

妻の実家に行った時にカニ料理がでました、たぶん妻の大好物だからでしょう。

いつもの担当分けで妻にカニを任せていたのですが、それを見ていた義母から「カニ味噌」を勧められました。

「カニ味噌」は小さい時に食べた記憶があるだけで、美味しいものとは思っていませんでした。

 

しかし義母から勧められて断ることはできません。

ひとつまみして口に入れると濃厚な香りが襲ってきました。

「なんて、美味しいんだ!」と心で叫びました。

 

さらに飲んでいた日本酒を口に含むと濃厚さが優しく広がり日本酒と「カニ味噌」のまさしくハーモニー状態になりました。

これがきっかけで我が家の担当分けは解消し、今では妻と「カニ味噌」を奪い合う状態となっています。

 

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